翻訳における肯定文

翻訳をする際に肯定文には気をつけなければいけません。

日本では、肯定する際に「はい」や「その通りです」の様な敬語の肯定文や、「そうだ」とか「ああ」の様に同等の相手に表現する為の肯定文もあります。

そして、肯定文は、会話の流れの中で、相槌として使われる事もあるので、大変多用される表現だと言えるのではないでしょうか。

これらの肯定文を、英文では「Yes」と簡単に表現してしまうので、英文から日本語に翻訳する際に、翻訳家や翻訳会社は状況を読みとり、場面にあった翻訳をしなければいけません。

同じ「Yes」でも、目上の相手と話している時や、憎んでいる相手と話している時ではニュアンスがまるで違うですし、相手がどの様な言葉を投げかけて来ているかによっても、用途が違うはずです。

私が以前見た映画のシーンで、夫婦喧嘩中に、妻に旦那が矢継ぎ早に質問をなげかけられている時に、旦那が妻の言動を遮る様に乱暴に、「Yes!!」と言うシーンでしたが、字幕では「だからどうしたって言うんだ!?」と書いてあり、肯定文のはずなのに、疑問文に翻訳されていたのです。

さらには、「Yes Man」と言う映画がありますが(邦題では「イエスマン"YES"は人生のパスワード」と言います)、この映画は主人公が、「Yes」を多用する事で人生が素晴らしくなっていくと言ったストーリーで、主人公が、周りの人間から投げかけられる質問や要求に、次々と「Yes」を連呼するシーンで、「ああ!分かったよ!任せとけ!そのくらい朝飯前だよ!」と言った感じで翻訳されていました。

こう言った様に、翻訳会社によっては単純な肯定文でも多用な表現を用いる場合があるのです。

数値の翻訳

日本で数値を扱う際には、大概数値の後ろに単位をつけるはずですが、これは日本の文章の親切な場所とも言え、数値に対してなんの単位か分かる様につけるのです。

これが、外国語だった場合は、単位をつけない場合が多いので、分かりづらく翻訳会社などは、翻訳する際に気をつけなければいけません。

例えると、日本では店員などに値段を聞いた場合、「1万円になります」としっかり「円」をつけますが、これが、海外の場合は「1万になります」の様に通貨単位をつけない事が多いです。

アメリカのドラマで「4400」と言うドラマがありますが、これは、行方不明になった4400人の人間が、ある日同時に帰ってくる話しなのですが、これが、日本で作られていたなら「4400人」と言った題名になっていたのではないでしょうか。