物事に対しての認識の違い
国が違えば、人柄も違ってきますし、物事における捉え方も違ってくるはずです。
例えば、海外からみると日本人は勤勉だと言い、休みも少なく仕事に没頭すると考えられているそうですが、そもそもこの「仕事をする」と言う言葉が曖昧なものではないでしょうか。
日本に置ける仕事とは、人によっても違ってはくるでしょうが、会社に勤めている事と認識している人は多いです。
ですが、ただ会社に行き一日中座っているだけでは、仕事をしているとは言えないのではないでしょうか。
また、人によっては、この場合は出勤しているだけで、仕事はしていないと見るはずですが、この辺りを英文に翻訳すると実に曖昧になってきます。
「仕事」とは英語にすると「Work」になりますが、「会社」だと「Company」になります。
そして、「出勤」を英語にすると大概は「Going to Work」になりますが、「Going to Company」では、「会社に行く」となります。
日本語では、会社に行くのと出勤は同義語に聞こえますが、出勤とは、会社に勤めに出る事で、仕事をしていなくても、会社に勤めに行くのならば、出勤するとなりますが、荷物を取りに行くのであれば、出勤すると言う表現は使わずに、会社に行くと言う表現を使うのではないでしょうか。
ですから、英文で会社に勤めに行くのに「Going to Company」などの表現を使っている場合は、作者がわざと、主人公は仕事をしに行くのではなく、無気力に会社に勤めている様を表現しているとも考えられますので、翻訳会社などは、その辺りを読み取り翻訳しなければいけないと言えるでしょう。
間違えやすい英文
英文の中には、同様な言葉で、意味も類似している言葉もあるので、翻訳する際は気をつけなければいけません。
例えば、「Sensitive」と「Sensible」は綴りも似ていますが、意味も、「Sensitive」は「敏感」と言った意味で使われていて、「Sensible」は「分別がある」と言った意味で使われます。
この様に、似ている言葉を扱う場合は、翻訳家や翻訳会社もミスをする場合があり、私が以前目にしたのは、「私は、彼がSensibleな人間である事を知っているので、この仕事を、彼に任せる事にした。」と言った英文が、「私は、彼が敏感な人間な人間である事を知っているので、この仕事を、彼に任せる事にした。」と翻訳されていました。
この文章でも、意味は通っている様に思えますが、作者の意図する所とは違ってしまいますし、「Sensitive」には、「神経質」などの意味も含まれているので、これは、翻訳家か翻訳会社の、翻訳ミスと言えると思います。